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2005年8月 9日 (火)

病める時も健やかなる時も

病院食も日に日に固形物が加わって、重湯からおかゆに変わりました。

車椅子で病棟内を移動してみたり寝たきりだった先日までからくらべると

ずいぶんいろんな事ができるようになりました。



いまの自分がどれほど重傷なのか理解できているようでできてないようで・・・。

事故に遭ったことは全く覚えていないようです。

その話をしても本人は他人事のような顔をしています。



今日は病棟に入ったとたんにオットの怒鳴り声が聞こえてきました。

仕事への責任感ゆえに「仕事を片付けてくるから外出許可を出してほしい」

と先生や看護婦さんを困らせるのが恒例になってしまいました。

それが一日に何度もなんども・・・



救急病棟に入院している患者に外出許可なんておりるわけがなく

その押し問答でオットは声を荒げたり怒鳴ったり時には暴れてみたり

あんなに優しい性格だったのに、まるで人が変わってしまったかのようです。

先生は冷静に「我が前面に押し出されているのは回復するための通過点にすぎません。みなさんそうなんですよ。」

とおっしゃってくださるのでほっと胸をなでおろすことができます。



でも・・・正直言っていまのオットを見ているのは辛いです。

辛いけど本来の優しいオットを時々垣間見せてもくれるので救われます。



そろそろリハビリが始まります。

どこまで回復できるかがリハビリにかかっています。

もし元のオットに戻らなかったら私ははじめて加害者を恨むでしょう。

誰かを恨みながら生きていくのは辛すぎます。

願わくば、そうなりませんようにと祈るのみです。

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