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2006年8月21日 (月)

覇者

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連日の炎天下で投げつづけている斎藤君。



早実は駒苫よりも1試合多い6試合を戦ってきました。



彼の肩が壊れてしまうのでは?と心配でたまりませんでしたが



今日の試合前のインタビューで「疲れは無く、身体も軽い。」と答えていたので



あらためて凄い高校生だなぁと感心してしまいました。





神宮球場で西東京代表の決勝戦を見た時に



斎藤君のことを「素晴らしいピッチャーがいるな」とは思ったけど



守備も甘く、つまらないミスも目立っていたので



ベスト8ぐらいまで行けばいいかなと思っていましたが



甲子園での第一試合を見て驚きました。



7月30日の代表決勝戦から甲子園初戦の8月6日までの短い期間に



どれだけの練習量を重ねてきたのでしょうか?



ものすごい成長ぶりだったので「これは優勝しちゃうかもね」と期待も変わりました。



2回戦、3回戦と進むうちに「早実、優勝するよ」と確信できたのは



斎藤君の秀でたコントロール力でした。



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少し乱れても立て直しが素早く、一球、一球ごとに



ものすごく頭を使っていて、瞬時にして的確な判断ができる選手です。



高校野球ファンのオットも



「こんなに頭を使って球を投げる高校生は見たことがない」



と驚いてました。



斎藤君、お勉強の方もできるらしいですね。



卒業後は大学進学を希望しているようですが



このまま早稲田大学に進むのかしら?



他のナイン達も成績の良い子が多いという話です。



昨日の延長15回戦でじゅうぶん研究できたから勝つ自信もさらに増し



挑んだ今日の決定戦。最初から積極的に攻めてきました。



勝利の女神がほほえんでいるようなオーラを早実に感じました。



疲れていないわけがない斎藤君を他の選手が打点で補います。



ピッチャーと守りの信頼関係がどんどん強くなっていくのを感じましたが



とくにピッチャー斎藤君が最も信頼しているのがキャッチャー白川君。



この2人の信頼度の高さは昨日の延長戦と今日の決勝戦で



さらに強固になったと見て感じ取れました。



土壇場で1点差に追いつかれた斎藤君。



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最後の最後はドラマよりもドラマチックなエース同士の対決です。



最後の投球、直球ストレート三振!!

試合が終わってクールで表情を変えなかった斎藤君の目に涙があふれ



一緒に戦ってきた仲間たちが集まり人差し指を空に向かって高々と上げました。



輪になり人差し指を立てて『みんなで ひとつ』



ピンチになった時のおまじないは勝利のしるしになりました。


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うだるような炎天下、涼しげな表情で豪速球を投げ続けたヒーローは



早実の伝統を塗り替え、甲子園の記録をも塗り替えました。



わずか18歳の精神力の素晴らしさに驚き感動した甲子園。



気品あふれるその姿はしばらく忘れられないでしょう。





今年の甲子園には目は忘れられないシーンが満載です。



それぞれの代表校にスターがいました。



たくさんの涙に胸がつまりました。



興奮し、感動し、教えられ、目いっぱい楽しみました。





甲子園から帰ったら日米親善試合のためにアメリカへ旅立つ斎藤君。



駒苫の田中君はじめ他校で活躍した選手達も参加するので



友情を深める道中になることでしょう。



休むひまもないけれどリラックスして楽しんできてね。







我が家では東京⇔大阪を何往復もした交通費や宿泊代などを合わせたら



家族で近場の海外旅行ぐらいは余裕で行かれるほどの出費になりましたが



少しも「惜しかった」とは思えないほど有意義な体験となりました。



声が枯れるまで叫んだナイン達の名前。





ほんとうにおめでとう。



熱い感動をありがとう。

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