2006年8月24日 (木)

燃え尽き症候群?

楽しかったなぁ~。本当に楽しい夏でした。



こんなに汗くさかった夏は初めてですよ。(笑)





去年、オットが入院中の病室で



「来年の夏は楽しい思い出をたくさん作ろうね」と話し



その頃は漠然と海外旅行とか案は出ていましたが



まさか甲子園通いの夏になるなんて・・・。



そして伝説に残る接戦の末、オットの母校が優勝するなんて。





早実OBの方々にとってこの優勝は万感の思いが込められていたようです。



オットも元同級生達はもちろんのこと初めてお会いする早実の先輩方などと



お知り合いになれたおかげで更に人脈も広がり実り多き夏となりました。



斎藤君はじめ3年の野球部の子達がみんな早稲田大学に進学して



野球やってくれたらいいのに。



そしたらまた張り切って応援しちゃうのにな。





一家3人で熱狂した高校野球も終わり



燃え尽きてしまい気が抜けちゃって・・・。(苦笑)



外はまだ暑いのに心の中に秋風がふいているような、そんな感じ。





こんな時は美味しいものを食べて気分をハイにしようと



突然、車を走らせやってきたのは『マルターノ』。



すっかりお気に入りのお店になってしまいました。



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ごちそう様♪今日も美味しくいただきました。(^¬^)


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2006年8月21日 (月)

覇者

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連日の炎天下で投げつづけている斎藤君。



早実は駒苫よりも1試合多い6試合を戦ってきました。



彼の肩が壊れてしまうのでは?と心配でたまりませんでしたが



今日の試合前のインタビューで「疲れは無く、身体も軽い。」と答えていたので



あらためて凄い高校生だなぁと感心してしまいました。





神宮球場で西東京代表の決勝戦を見た時に



斎藤君のことを「素晴らしいピッチャーがいるな」とは思ったけど



守備も甘く、つまらないミスも目立っていたので



ベスト8ぐらいまで行けばいいかなと思っていましたが



甲子園での第一試合を見て驚きました。



7月30日の代表決勝戦から甲子園初戦の8月6日までの短い期間に



どれだけの練習量を重ねてきたのでしょうか?



ものすごい成長ぶりだったので「これは優勝しちゃうかもね」と期待も変わりました。



2回戦、3回戦と進むうちに「早実、優勝するよ」と確信できたのは



斎藤君の秀でたコントロール力でした。



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少し乱れても立て直しが素早く、一球、一球ごとに



ものすごく頭を使っていて、瞬時にして的確な判断ができる選手です。



高校野球ファンのオットも



「こんなに頭を使って球を投げる高校生は見たことがない」



と驚いてました。



斎藤君、お勉強の方もできるらしいですね。



卒業後は大学進学を希望しているようですが



このまま早稲田大学に進むのかしら?



他のナイン達も成績の良い子が多いという話です。



昨日の延長15回戦でじゅうぶん研究できたから勝つ自信もさらに増し



挑んだ今日の決定戦。最初から積極的に攻めてきました。



勝利の女神がほほえんでいるようなオーラを早実に感じました。



疲れていないわけがない斎藤君を他の選手が打点で補います。



ピッチャーと守りの信頼関係がどんどん強くなっていくのを感じましたが



とくにピッチャー斎藤君が最も信頼しているのがキャッチャー白川君。



この2人の信頼度の高さは昨日の延長戦と今日の決勝戦で



さらに強固になったと見て感じ取れました。



土壇場で1点差に追いつかれた斎藤君。



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最後の最後はドラマよりもドラマチックなエース同士の対決です。



最後の投球、直球ストレート三振!!

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2006年8月20日 (日)

伝説の決勝戦 15回引き分け

006年 全国高校野球決勝戦  駒大苫小牧 VS 早稲田実業



いよいよこの日が来てしまいました。



今日で終わってしまうという寂しさと



優勝の瞬間をこの目で見ることができるという期待が



入り混じった気持ちで超満員のアルプススタンドに座りました。


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今日は最後の応援です。精一杯の声援を送り続けました。



ずーっと応援してきたから伝統の応援歌『紺碧の空』も



早実の校歌もすっかり覚えてしまい



コンバットマーチに乗せた掛け声や動きまでも覚えてしまいました。


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優勝を信じてここまで来ましたが試合が始まってみると



塁には出るものの駒苫の完成度の高い守りに阻止され



なかなか点が入りません。







2年連続の優勝校は想像以上に強くピッチャー田中君のボールを



思うように打つことができませんでした。





しかし優勝する為に戦っている早実も点を入れさせません。



決勝という気迫あふれる試合でありながらも



ピッチャー斎藤君がマウンドに立つと安心できるのです。



両校0点のままむかえた8回の表。



その斎藤の投げたボールが空高く跳ね返され



駒苫にホームランが出て先制の1点を奪われました。



しかし「逆転の早実」です。8回の裏には同点に追いつきました。



むかえた9回。逆転さよならのチャンスが巡ってきたものの



生かすことができずに試合は延長へ・・・。



1点入れれば優勝できる。 1点入れられたら優勝を逃す。



斎藤君がマウンドに立つたびに「斎藤!斎藤!」のコールが響きます。



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斎藤君の気迫が手に取るように伝わってきます。



また駒苫・田中投手も冷静さを失わず一歩も譲りません。



応援しながら心臓はバクバクしっ放し。声はとっくに枯れてしまい



1対1のまま、とうとう延長15回をむかえてしまいました。

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2006年8月19日 (土)

早実の斎藤くん

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昨日までの試合を見て「斎藤くん、ちょっと疲れてる?」と心配でしたが



準決勝、鹿児島工との対戦では危なげなく勝利を決めて



見事決勝まで進みました。





西東京大会の時から見守ってきたナイン達が



とうとう決勝戦まで勝ち進むなんて感無量です。



オットは昨日からOB仲間達と一緒に大阪入りして



今日の試合をスタンドから応援していました。



私とムスメは明日の朝、日帰りで大阪へ向かいます。



先日の甲子園観戦で熱を出してしまったというのに



全く懲りていません。



だってね、本当に楽しいの。



どこへ行っても経験できない大興奮を



たくさんの人達と共有できるのですよ。



もう最高の気分です。



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ひいき目だと思いますが早実の野球には品格を感じます。



ナイン達が上品なの。



その際たるのがピッチャーの斎藤君。


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校歌の歌詞そのもの。



真っ白なユニホームが実に良く似合う男子ですが



「途中で着替えているの?」と思えるほど、常に真っ白なの。不思議!



斎藤君のユニホームに汚れがついているのを見たことがないの・・・。







それから、もうすっかり有名になってしまったけれど



いつもポッケにハンカチが入っているのよね。



普通、ピッチャーは汗が出たら腕などでぬぐったりしているけど



斎藤君はハンカチを「ぽんぽんぽん」と顔にあて



これまた上品に汗を拭くのです。



育ちが良いのかな?



早実は今となっては「おぼっちゃま」カラーが強くなってきたから



そのせいかしら?



とにかくマウンド上でハンカチで汗を拭くピッチャーは初めて見ました。



その姿が嬉しくなっちゃうほど似合ってたりするから



「かわいいなぁ〜♪」なんて思ってしまいます。



「クール」とか「ポーカーフェイス」とか言われてますが



あれは本来の姿ではなくて、相手に気持ちを悟られない為の作戦であって



マウンド上だけの斎藤君みたいですよ。



普段、学校ではどんな生徒なのかな?



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2006年8月16日 (水)

早稲田実業 VS 福井商

いつもテレビで見ていた蔦の絡まる甲子園。歴史を感じる球場です。



まだ8時前だというのに刺すような日差しと照りつける太陽。



大阪はうだるような猛暑でした。



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試合前、まだグランドの整備が行われる中、



早実球児達が1塁側スタンドの応援席に挨拶に来ました。



選手達の真っ白なユニホーム姿がとても眩しい。


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ピッチャーの斎藤君、今日の調子はイマイチかな?



いつもよりボールの数が多いような・・・ちょっと心配。





両校0点のまま回は進み、とうとう福井商に1点を先制されてしまいました。



必死で応援する1塁側スタンド。



私達は早実の生徒達の後方に座っていたので声援にも熱が入ります。





そして6回の裏、流れが変わりました。



船橋君のホームラン!



笑顔で戻った船橋君は次のバッター斎藤君に言ったそうです。



「おまえへのプレゼントさ。」



その斎藤君も続いてホームランを放ちました。



早実、一気に4点。





応援席の盛り上がりは絶好調です。



メガホンで早実の応援歌『紺碧の空』を歌い続けました。



そして8回の裏にも3点を追加し9回表で勝負が終わりました。



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青空に校歌が響き、早実の旗がひるがえります。


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戦いが終わった球児達。



ベスト8入りが決まりました。



本当に辛い試合はこれからだと知っているのか



みんなの表情は引き締まっていました。


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優勝を目指している早実にとってベスト8入りは



まだまだ途中経過にすぎないのでしょうね。

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2006年8月15日 (火)

大阪へ行くぞぉーっ!

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お盆の帰省ラッシュの最中に大阪へ行こう!と無謀な行動に出た一家3人。



なんとか新幹線の指定も取れて、無事大阪までたどり着きました。




新大阪駅で「おもろいもの」を発見。



名古屋の「天むす」に対抗したかのようなネーミング。



たこ焼きをおにぎりに入れちゃうなんて大阪ならではです。



しかし「元祖」って?(^∇^;)


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明日の朝は6時前には起きなくては!



しかも炎天下だからスタミナつけなくては!



梅田地下街の鉄板焼き『ニュー松坂』



ガーリックてんこ盛りのお肉を食べて明日に備えて早めに寝ました。


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2006年8月12日 (土)

勝っちゃったね~♪ヽ(^0^)ノ

世間では、お盆休みに突入したようですね。





朝からムスメは同級生の男の子が出ているミュージカルを観に出掛けちゃったし



オットは早実応援の為に夕べから同級生達と甲子園入りだし



私はう~たんとお留守番。(T▽T)





午後から出掛けるつもりでしたが凄まじいほどのカミナリとどしゃ降りで



すっかり出掛ける気も失せてしまったので家で高校野球観戦しておりました。



今日は強豪『大阪桐蔭』との対戦。



地元大阪代表とあって敵の応援の数もハンパじゃないでしょう。







早実の応援歌は歌謡曲やアニメソングなどは一切使わず



伝統の応援歌のみが受け継がれているのだそうです。



だから応援に行ったOB達が年代を超えて、みんなが揃って歌えるので



スタンドはひとつになって大盛り上がり。



応援歌を口ずさむと一瞬で学生の頃に戻っちゃうみたい。



羨ましい限りです。







満員の甲子園球場、マウンドに立つピッチャー斎藤君は相変わらずの



ポーカーフェイスですが、ベンチに向かう時の笑顔のかわいいことったら!



あどけない笑顔と裏腹に、冷静さと正確さは高校生の粋を超えています。



「第2の松井」と言われている桐蔭の中田君を三振に押さえるなど



今日の斎藤君も完璧でした。チーム全体が素晴らしかったですね。



ホームランも出たし守りも攻めも最高でした。



東京大会の時よりも断然強くなっているし甲子園入りしてからは



一試合ごとに強さが増しているような気がします。



なんと言っても、あんなに強い大阪桐蔭を11対2の大差で下せるなんて立派です。







テレビを見ながら私が興奮して大声を出すから



う~たんは驚いてイスの下に隠れちゃいました。(^^;

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カミナリといい、今日はうるちゃい一日だったわねぇ。


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さてさて、今日勝ったので来週の水曜は私とムスメも甲子園に道連れです。(^∇^;)



8時半開始の第一試合だから前日から泊まり込みしなくちゃ。



お盆で混んでいるのにホテルとれるの?



新幹線には乗れるの?





う~たんはどうするのぉ〜?( ̄□ ̄;)!

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2006年8月 6日 (日)

いよいよ夏の甲子園開幕しました!

オットの母校である早実がが西東京代表として出場する夏の甲子園が



いよいよ始まり、愛校心の強い?オットは朝早い新幹線で甲子園まで



応援に行ってしまいました。



今日は多分勝つだろうと、早実側も安心して応援していたみたいですが



勝てば次は『大阪桐蔭 VS 横浜』戦で勝った方との試合です。



横浜は優勝候補の最有力校と言われていたし



大阪桐蔭も優勝を期待されている強豪校。



早実は第2戦で終わりかなぁ・・・?と誰もが思っているみたい。



でも、何が起こるかわからないのが甲子園です。



横浜が、あんなに大差で敗退するとは誰も予想していなかったのではないでしょうか?



予想もしない事が起こり得るのが甲子園。



早実がミラクルを起こしてくれないかしら。



2戦で大阪桐蔭に勝ったら、3戦は一家揃って応援に行く予定です。









さて、私とムスメはオットの実家へ遊びに行っておりました。



つい先日、オットの妹に男の子が生まれたのです。



かわいいかわいい赤ちゃん。眠っているお顔はパパそっくりね。



抱っこしたら壊れてしまいそうなほど無垢な存在。



どんな男の子に成長するのかな?楽しみ

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2006年7月30日 (日)

高校野球 西東京決勝戦!

オットの母校である『早稲田実業』と強豪『日大三高』が



甲子園をかけて今日戦います。



日大三高は史上初の4連覇を狙っているので勢いがあり



早実も春のセンバツに続いて、春夏出場を狙い、勢いでは負けていません。



夕べはオットから応援歌の特訓をうけました。眠かったのにぃぃ~。





日焼け止めクリームをたくさん塗って、いざ神宮球場へ。



途中でオットの同級生と落ち会って球場へ向かうとすでに長蛇の列。



じりじりと刺すような暑さの中、並んでやっとチケットを買い



早実側のスタンドへと進み愕然!日陰が全く無い!( ̄□ ̄;)!



今日のお天気予報、たしか曇りだったよね?ね?



まぁ、しょうがない。応援がんばろ。( ̄ー ̄;;)





試合が始まり、いきなり日大三高が先制点。しかも2点も入れちゃった。



早実は逆転がお得意技だから焦りはしなかったけど



1点かえせば、また1点取られるというハラハラドキドキの展開に。



同点に追いついて、塁に出るものの、なかなか点につながらず



「あと1点とれば勝てるのに」の状態でチャンスを生かせないままの状態が



3回も続いてしまったのでサスガにがっくんちょ! (TT▽TT)





試合は同点のまま延長へ突入しました。



突入したとたんに日大三高に1点リードされ



「あ~、もうダメだぁ~」と思えば、その裏で1点取って追いついて・・・。



ハラハラドキドキも限界超えて、あやうく過呼吸になりそうでしたよ。



スタンドは総立ち。応援の声は悲鳴に変わっていました。





そして





ついに





ずっと待っていた瞬間が訪れたのです。







11回の裏、さよなら勝ち!









延長11回



日大三高 4点

早  実  5点


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スタンド前に並び一礼する選手達に割れんばかりの拍手。青空に響く校歌。



思わず涙が出ましたよ。早実の選手達に感動して。



それから・・・試合終了と共にマウンドで崩れたまま動けなくなってしまった



日大三高の選手達に。



どちらが勝っても不思議じゃないほどの接戦だったもの。



そんな素晴らしい瞬間に立ち合えることが出来て光栄でした。

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