プリザーブド・フラワー 認定試験

ずっと習っていたブリザーブド・フラワーの認定試験の日が



とうとうやってきてしまいました。



制作するのはキャスケード・ブーケ。花嫁さんが持つ長く垂れ下がったブーケです。



「絶対に合格してくるね！」ムスメに宣言して挑んだものの



緊張のあまりワイヤーと一緒にハサミで人差し指の先端を切ってしまい



試験開始と同時に流血！



「どうせ、すぐ止まるだろう」と軽く考えていたのに



傷は思ったよりも深くて血がポタポタと滴り落ちてきてしまい



人差し指が使えない状態でお花にワイヤーを掛けたりテープを巻いたりするのは



ひじょうにやりにくく、作業はどんどん遅れをとり、他の方々がすでに



ブーケ作りに入った頃にはまだ私はワイヤー掛けをしているという有り様。



時間内に終わらなければ当然『不合格』になってしまいます。



でも、とても間に合いそうもありません。





「あんなに練習したのに・・・」



悔し涙がこぼれそうでした。





人差し指のジンジンした痛みはさらに激しくなり、もう限界。





「あきらめてリタイヤしよう。」





そんな思いがよぎりました。



が、『合格したよ！』とムスメにはどうしても報告したかったので



その一念で頑張りました。



自分にとっては不本意な仕上がりでしたが、なんとか時間内に出来上がり



筆記テストも終えて後は審査の結果を待つのみです。



他の方々の作品がものすごく上手に見えて早くその場から立ち去りたい思いだったので



結果までの時間がとても長く感じました。







そして・・・



驚いたことに『合格』をいただきました。







携帯には「お疲れ様」とムスメからのねぎらいのメールが届いていたので



さっそく結果を教えると「おめでとう」



と即効でお返事が返って来て思わず「クスッ」と笑ってしまいました。



最期まであきらめずにやってみるもんだなって、身を持って感じました。





この試験に合格したので、お教室を開く事もできるのですが



まだまだ人様に教える自信が無いので、もっともっと修行を積んで



将来的には小さくても良いので自分のサロンを持てたらいいなと夢見ています。







そして１番の夢は・・・



ムスメが結婚する時に、とびきり素敵なウエディングブーケを作ってあげる事。



そう言うとムスメは「でもさ、ブーケは投げて誰かにあげちゃうじゃん。」ですって！（T▽T）






試験も終わりホッとして暫らくプリザーブドから離れたいと思ったのも束の間



先生から「専門誌に載せる作品を作ってみない？」とお電話を頂きました。



「先生！無理ですから！誘う相手を間違えていますから！」



必死に訴えたのに



「うふふふ・・・。勢いに乗ってる時に更なる挑戦をしないと！

　じゃあ詳細をFAXしますねぇ〜♪」



って・・・。（￣▽￣;）絶対ムリだってばさ！





しぃ〜らないっと。((((((（ﾉ￣∇)