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2007年3月12日 (月)

サクラ咲ク

0312

長かった冬に終止符が告げられた合格通知。

ムスメが通っていた学校は大学まであるので

約半数以上の生徒はそのまま上に進学します。

うちの子も当然そのまま推薦入学で進学するつもりでおりました。

ところが凄まじい葛藤を経て他校を受験するはめに・・・。

行きたい学部は別の大学にありました。

受験の為に塾や予備校など行っておらず

自分の偏差値や受験のノウハウもわからないまま

全くの手探り状態で挑戦することになりました。。

そんなに甘いものではないと重々承知の上で・・・。

だけどムスメには将来のビジョンが自分の中にしっかりと描かれていて

夢を現実にするのに必要なスキルを身につける為には

どうしても、その学部で勉強したいという強い意思がありました。


大慌てで願書を取り寄せます。

「AO入試?なにそれ?」「共通一次はセンター試験になったのね」

私が受験した頃と全く違う用語にとまどいながら

「こんなこと、する予定じゃなかったのに・・」と思いつつも

ぬかりの無いように準備を進めて提出。


ムスメが小学生の時に仲良くなったママ友達との

「受験が落ち着いたら会おうね」の約束は

私一人のせいで、どんどん先伸ばし。

みんなは早々に推薦で合格が決まっていました。


焦ります。

ムスメの行きたい学部は特殊だから受けられる学校もたったの2校。



気が付けば、ため息の数が増え何をしていても気が重く

私がキリキリしていても事態は変わらないのだから

もっと気楽にいこうと自分に言い聞かせてもカラ元気になってしまって・・・。


私の受験の時にも夫が受験の時にも、親にこんな思いをさせてしまってたんだなって

身を持って実感させられました。

と共に感謝の気持ちが大量に込み上げてきました。

自分が受かった時に合格の嬉しさと新しい学校への期待で浮かれてしまい

ちゃんとお礼を言わなかった事が今更ながらに悔やまれます。

子供を大学に通わせるには、こんなにお金がかかるんだって事も

その頃は知るよしもなく精神的に未熟だった当時の自分を恥じるばかり。

着物が大好きだった母が、その頃から新しい着物を買わなくなりました。

教育費にお金がかかるから買えなくなったのですね。

もっとちゃんと勉強すれば良かった。

私の時代は女子大生がブランド化していて、チヤホヤともてはやされ

それはそれは華やかな学生生活を謳歌することができました。

ひじょうに楽しかったけれど、勉強は二の次。

今思えば、魅力的な授業もいっぱいあったのにもったいない事をしたものです。

やはり、ちゃんと勉強してきた人と、そうでない人とでは

社会人になっても家庭人になっても全然違います。

ちゃらちゃらしてないで、ちゃんと勉強すれば良かった。

せっかく親が節約して授業料に回してくれていたのに

本当に悔やまれます。


大学は勉強する意志のある人だけが行くところ。

そう考えると私よりもムスメの方が行く価値があるようです。

大好きな分野で水を得た魚のごとく学んでいるムスメの姿が目に浮かびます。

4年間にかかる学費を見ると気が遠くなりそうですが

なんとかなるでしょう。なんとかしなきゃね、親ですもの。



ムスメの大学受験は自分の受験の時の何倍もハラハラしました。

心臓に悪いです。いや、ホントに。寿命縮まりました。

幼稚園の『お受験』から始まり、落ちたり受かったり、泣いたり笑ったり

悲喜こもごも経験してきましたが、やっと終止符を打つことができました。

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