あっぱれ!大分
解雇者に家賃補助 大分県「国待てない」 企業へ助成
「雇い止め」や解雇で、社員寮や社宅などの住居を失う非正規社員が
相次いでいる問題で大分県は15日、契約打ち切り後も寮や社宅を無償で
提供する企業に家賃を補助することを決めた。
一室当たり月額4万円が上限。
支援対象者を約650人と見込み、総額約4千万円を確保する予定だ。
16日、補正予算の追加案として県議会に提案する。
国も企業側に家賃を助成する方針を固めているが、県雇用・人材育成課は
「国の対策がいつ始まるか分からず、待っていられない。
失業した人達の住宅への不安をいちはやく解消したかった」
としている。
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16日朝日新聞夕刊からの抜粋です。
派遣切りや突然の解雇などのニュースには心底胸が痛みますが
今日のこの記事を読んで少しだけですが嬉しく思いました。
この師走の寒い時期に住むところも仕事も失ってしまう人達が
やり切れない思いを抱えて現実と闘っています。
ちょっと前までは新卒者の憧れであったの企業ですら
正社員を非情に扱い解雇へと促す事実に落胆しています。
会社が守るべき人達が路頭に迷い政府がもたもたしている間に
「待ってらんない!」とばかりに、いち早く誘致に動いた
大分県はアッパレです。
期間従業員や派遣社員がたくさん解雇されたキャノン工場がある
大分県杵築市では失業者を市の臨時職員として
期間限定ではありますが採用することを決めました。
それなのに政府は年明けの第二次補正予算案を提出するまでは
動けないですと?一刻を争うような非常事態だというのに?
与党と野党がお互いの批判ばかりしていないで
一丸となってこの危機を真剣に、そして早急に対処するべきだと
切に思うのです。
すっかり宙に浮いてしまった定額給付金にあてる予算を
急場しのぎにでも使うわけにはいかないのかしら?
そっちのほうがよっぽど有意義に思えるのですが・・・。
座り心地の良さそうな椅子に座って
あーだこーだと屁理屈こねてる政治家と
すぐに行動に移した大分県と
どちらの方が親身なのかは
火を見るよりも明らかです。
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