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2009年1月 6日 (火)

Dear my daughter

「やっと逢えたね」

20年前、産まれたてのムスメに初めてかけたのが、この言葉です。

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3歳の頃には、どんな子になっているのかしら?
小学生の時、この子はどんな子供になっているのかしら?
17歳の頃は、どんな女の子に成長しているのかしら?
そして、はたちの頃には・・・。


子供を育てながら、少し先の「この子」を想像するのが好きでした。
はたちになった時には、どんな女性になっているのか想像するのは
楽しみでもあり、はるか遠くの事のように感じていました。

今日、ムスメは二十歳になりました。
驚くほどあっという間の二十年間でした。
できることなら二十年前に戻って
もう一度最初から子育てをしたい心境です。

それは育てあげたムスメに不満があるからという意味ではなく
親として未熟だった自分を反省しつつ
もう一度あの楽しさを味わいたいのです。
大変だった事も胸を痛めた事も山ほどありましたが
子育てに明け暮れていた日々が今となっては懐かしく思い出されます。
いろんな経験をさせてもらえたし、いろんな方との出会いもあり
たくさん学ばさせていただき、中味の詰まった濃い20年間でした。




ゆうべ日付が変わった時にムスメをぎゅーっと抱きしめて
「お誕生日おめでとう!」を言いました。
その瞬間に、お腹の中にいた時から
今までいっしょに過ごした月日が
ダムの放水のごとく頭の中に流れ込んで来て
涙が止まらなくなってしまいました。
よく「走馬灯のように・・」と言いますが
そんな緩やかな流れではなくて
本当に一気に怒涛のごとく駆け巡り
ムスメを抱いたまま泣いていました。



一生懸命育てた子が、どんどん離れてしまうのは正直寂しいです。
大切な宝物を手放すのは悲しいです。
成人したと言っても年がら年じゅう、小言を言われ
年がら年じゅう、口応えをして、まだまだ未熟な点が満載ですが
良い子に育ってくれました。
神様からの贈り物を 無事ここまで育てることが出来た事に
心から感謝をしています。


0106 Dear my daughter   

いよいよ今日から大人の仲間入り、全てが自己責任になるのです。
精神的に自立できるように心掛け、今一度生活を律してください。

大学を卒業すれば経済的にも自立しなければなりません。
お金の管理もきちんと出来るようになってください。
私のようなどんぶり勘定は今の世の中に向いていません。

あなたと関わる人達への感謝の気持ちを常に忘れないでください。
いつも側にいてくれた友達、子供の頃からお年玉を戴いたり
お祝い事を忘れずにしてくださった親戚の方々や周りの大人の方々。
学校生活を共に過ごした先生方や先輩たち。
これから出逢うであろう親よりも大切な人。

あなたに何かしてくれた人に対して決して「当たり前」だと思わずに
きちんと感謝ができる人になってください。
感謝の気持ちを心の中で思うだけではなく
言葉で伝えるようになれたら、大人になった証しです。

素敵な女性になってください。
あなたならきっとなれます。

成人 おめでとう。
生まれてきてくれて ありがとう。
幸多き人生になるように心から願い 永遠に見守っています。

大好きな娘へ
                                                    2009. 1 . 6

この日の夜、ムスメから
「20年間ありがとう」
と、プレゼントとお手紙をもらい
また泣いてしまいました。sweat02

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