桜に願う
こんなにせつない気持ちで
桜を見たのは初めてかもしれません
来年は 日本中の人が笑顔で
お花見ができますように
朝刊に掲載されている被災者の方々の写真に
笑顔が増えてきたような気がして嬉しく思っています。
数えきれないほど流した涙の後の尊い笑顔。
再び消えることがないよう国が国民が
全力で守らなければと痛感しました。
今朝の朝日新聞に掲載されていた方の言葉に胸が熱くなりました。
家も仕事も震災に奪われてしまった宮城県七ヶ浜町の鈴木さんの言葉を
抜粋させていただきます。
わしらは一人じゃねぇっちゃ。
自然もすごいけど人間もすごいっちゃ。
昔から何度も立ちあがってきた。
また何年かしたら、ここに来てな。
必ず、ここを元に戻してやっから。
『強く生きる』って、こういうことなんだと。
不謹慎かもしれなませんが、思わず「カッコイイ」と
思ってしまいました。
人として、いさぎよくカッコイイです。
これから日本はますます貧しい国になるでしょう。
そのうえ、放射線の流出で生涯不安を抱え怯えながら
生きていかなければならないかもしれません。
海外からも暫くは嫌われ者になってしまうでしょう。
そんな事を考えていた矢先に鈴木さんの言葉を読み
もやもやしたものが払拭されました。
子供の頃から大好きな日本が
こんなに混沌とした事態になってしまうとは
夢にも思わなかったけど
それでも明るい未来を信じて
強く生きていかなければなりませんね。
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