祈り
従姉から悲しい知らせが届きました。
大切な家族の一員だったトイプードルちゃんが
天国へ召されました と。
注いだ愛情が多ければ多いほど悲しみは深いのです。
かけがえのない存在がいなくなってしまった現実を受け入れるまでに
ずいぶん時間がかかるでしょう。
いま従姉がどんなに辛い思いをしているかが痛いほどわかるので
かける言葉が見つかりませんでした。
その一方では、叔母が飼っている16歳の柴犬ちゃんは
寝たきりになってしまい食べる気力も失せ今は昏睡状態です。
最期の時。
必ず訪れることだと覚悟はしていても
それが現実になってしまった時に降りかかる
あまりにも大きな悲しみに耐えられるかと問われたら
私は全く自信がありません。
精神が崩壊してしまう自信ならありますが・・・。
だけど、昔飼っていた大好きな愛犬が亡くなった時に
それはそれは悲しくて、今でもその子の事を思い出すと
涙が出てしまうのですが、自分が天国へ行った時に
その子と逢えるかと思ったら、自分が死ぬ時の楽しみができたと
思えるようになりました。
天国へ旅立った従姉のトイプードルちゃんも
昏睡状態の叔母の柴犬ちゃんも
たくさんの愛情を注がれて幸せな人生でした。
いつもの場所に当たり前のように寝転んでいる いとおしい存在に感謝し
幸せな人生だと思ってもらえるように大切に慈しみながら
一緒に暮らしていこうとあらためて思うのでした。
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